【防災】カセットガス節約!保温調理と圧力鍋の比較

防災

こんにちは、まるぴこです。

前回、カセットガス1本でポリ袋調理を何食分用意できるか実験しました。

YouTubeで、こちらと同じ内容を公開しているのですが、

以下のコメントを視聴者さんにいただきました。

視聴者さん
視聴者さん

保温調理や圧力鍋を使うとガス使用量を減らせます

非常時、カセットガスは貴重な燃料ですよね。

なるべく使用量を抑えたいところです。

さらに、こんなコメントも頂きました。

視聴者さん
視聴者さん

余震が多いと火を使って調理できるか不安。

確かに、余震などが多い大きな災害の直後に本当にカセットガスを使用できるのか不安です。

使ったとしてもなるべく短時間で済ませたい。

そこで、保温調理と圧力鍋でカセットガスの使用量と使用時間を節約できないか検討してみました。

使ったもの

今回の検討で使ったものを紹介します。

カセットガスコンロ

まずはカセットガスコンロです。ホームセンターやスーパーで売ってます。

まるぴこは近所のスーパーで買いました。

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カセットガス

イワタニのカセットガスを使っているので、イワタニのカセットガスを使いました。

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ポリ袋

湯煎調理に使ったポリ袋はこちらです。耐熱温度は、110℃です。

圧力鍋

圧力鍋の中でも、比較的安いものを買いました。IHでもガスでも使えます。

まるぴこ家は4人家族なので、6.2Lの大きい方を買いました。

中かごもついているので、野菜を蒸すときに便利そうです。

3.2Lのサイズもあります。

バスタオル

保温調理はバスタオルで行いました。

予算や置き場所の都合でまるぴこは買えませんでしたが、保温調理用の鍋もあるらしいです。

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ガス使用量と使用時間の比較

ご飯1/2合、軟飯1/4合、じゃがいも2個を調理して、保温調理と圧力鍋調理のカセットガス使用量を調べました。

普通のポリ袋調理のカセットガス使用量も参考値として調べてます。

早速、結果を下の表にまとめてます。

普通のポリ袋調理保温調理圧力鍋調理
カセットガス使用量42g29g17g
カセットガス1本あたりの調理回数(※1)約5回約8回約14回
ガス使用時間
(火をつけた時間)
25分15分10分
使った水(※2)800mL800mL300mL

※1 カセットガス1本あたりのガス内容量は250gとして計算

※2 米を炊く水は含みません。湯煎や圧力鍋の空焚き防止に使った水の量を指します。

実際に調理してみてどうだった?
普通のポリ袋調理

【レシピ】

①ご飯:米1/2合に水150mL入れてポリ袋の上部を縛り、30分放置する。

②軟飯:米1/4合に水150mLを入れてポリ袋の上部を縛り、30分放置する。

③じゃがいも:厚さ1cm程度になるように八等分に切って、ポリ袋1枚あたり100g程度になるように入れる。

④耐熱皿を敷いた鍋に水を注ぎ、①〜③を入れて加熱する。

⑤沸騰後、20分加熱して、火を止めて10分放置する。

【感想】

2回目ということもあり、ご飯も軟飯も上手に炊けました。

じゃがいもは、厚さ1cmにすることで前回より短時間で火が通りました。前回は35分かかりました。

保温調理

【レシピ】

①普通のポリ袋の①〜④と同じ手順で調理する。

②沸騰後、10分沸騰が維持できる程度の火力で加熱する。

③最後に強火で10秒加熱する。

④バスタオルで鍋を包んで20分放置する。

写真

※参考にしたレシピはこちら

【感想】

ご飯も軟飯も普通のポリ袋調理より柔らかめに炊けたので、水をもう少し減らしても良いかもしれません。

ジャガイモにもちゃんと火が通ってホクホクでした。

バスタオルで包むだけで、ガス使用量と使用時間が減って、かつ、きちんと料理もできたので、

もしもの時に役立つ技として覚えておきたいです。

圧力鍋

①ご飯:器型にしたアルミホイルの中に、米1/2合と水100mLを入れて30分ほど放置する。

②軟飯:器型にしたアルミホイルの中に、米1/4合と水100mLを入れて30分ほど放置する。

③じゃがいも:器型にしたアルミホイルの中に厚さ1cm程度に切ったじゃがいもを入れる。

④中かごに①〜③を入れる。

⑤圧力鍋に空焚き防止の水を注ぎ、④を入れて加熱する。

⑥圧力がかかったら、所定の時間通りに加熱して、その後火を止めて蒸らす。
 ※加熱時間は、お使いの圧力鍋によって違います。

【感想】

圧力鍋は洗い物が大変そうなイメージがありましたが、
アルミホイルに入れて調理することで、洗い物を減らせました。

調理後の鍋も軽く拭く程度の後処理で済みました。

加熱時間も短くなり、沸騰後は弱火で済んだので、普通のポリ袋調理と比べると安全かもしれません。

おすすめは?

保温調理と圧力鍋を使うことでカセットガスの使用量を減らせることがわかりました。

手軽にカセットガス使用量を減らしたい方は、バスタオルで包む保温調理、

圧力鍋が手元にある方は、圧力鍋が効果が高いように感じました。

災害直後は火を使わない調理法に頼った方が良さそうですが、

状況が落ち着いてきたら、カセットコンロを使えるかもしれません。

その際、保温調理や圧力鍋でカセットガスを節約できれば、より安心ですね。

以上、カセットガスの節約調理法の比較でした!

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